全矢崎労働組合島田支部の取組み紹介          

全矢崎労働組合島田支部

私たち全矢崎労働組合島田支部は、約600名の組合員が集う組織です。日頃から、組合が伝えたい情報が職場にいる1人1人まで伝わっているのか疑問を抱えながら活動をしています。
また、昨年度まではコロナの影響もあったことから、組合員との直接的な接点を作ることができず、組合活動の発信やイベントを通じた組合員との交流もできず歯がゆさを感じていました。

2023年5月、感染症法上の位置づけが変更になったことを機に、ろうきんキャラバン隊を再開しました。ろうきんキャラバン隊は組合員が食堂で昼食を済ませた後、職場に戻るまでの開けたスペースで実施しており、1回で約500~600人の組合員へチラシやティッシュを配布しています。

全矢崎労働組合島田支部

クリエーションセンター~ろうきんやこくみん共済 coopの自主福祉運動の展開~

配布するメンバーは、もちろんろうきん職員の助けを借りますが、真の担い手としては、組合の専門部の1つである「クリエーションセンター」のメンバーです。
1人あたり15分~20分の大事な休憩時間を、ろうきんの自主福祉運動の実践に振り向けてもらっています。メンバーは当番制で実施していますが、ろうきん職員とタイミングが合わない時は、組合のメンバーだけで実施することもあります。
ろうきんの法被を着用するのは目立つという狙いもありますが、同じ職場の組合員へチラシを渡した際に法被を着用していることで他愛無い会話につながり楽しみながら実施することができます。
ろうきんやこくみん共済 coopの自主福祉運動の展開は「クリエーションセンター」の大きな役割の1つです。
メンバーにろうきんを身近に感じてもらうこととあわせ、少しでも自分事としてとらえてもらうことが目的です。

2月のキャラバン隊でも預け入れWキャンペーンのチラシを受け取った組合員がお昼の相談窓口(毎週水曜日)に来てくれて、他の金融機関から預け替えをしてくれました。
目に見える成果もあり、私たちとしてもやり甲斐を感じています。

クリエーションセンター~ろうきんやこくみん共済 coopの自主福祉運動の展開~

最後に一言

今年度は、私たち単組としても預金結集の活動に注力しています。
貯蓄はレジャーや家族との楽しみのための支出や新NISAへの拠出に使われ、ひと昔前と比べ預金を集めることが難しくなってきています。
70年前のろうきん草創期に私たちの諸先輩方が地域の企業・組合を回り、自分たちの職場を回り、預金集めに奔走した時代と同じように、ろうきんのグッドマネーの循環を今こそ組合員に丁寧に発信し続ける場面にあるのだと感じています。
当労組は、島田支店の運営委員会の皆さんとともに、原点回帰の活動を引き続き展開していきます!