小糸製作所労働組合の取組み紹介

小糸製作所労働組合の紹介
当労組は「組合員一人一人の幸せに向けて」をスローガンに掲げ「会社生活」「家庭生活」「社会生活」の面から、組合員3,604名(2024年8月31日現在)の幸せをサポートするために活動しています。
「家庭生活のサポート」として、「物価高騰」「少子高齢化社会の進行」などの組合員の生活に関する不安解消に向けた活動に取り組んでおり、〈ろうきん〉と連携して、知らせる活動やセミナーの開催、資産形成や家計見直しの個別相談を実施しています。
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新入社員への財形説明は独自資料を使い執行部が説明
「新入社員研修会」での労組説明時間を使い、新入社員に財形貯蓄の案内を行いますが、書記長が中心となり作成した説明資料を使い、執行部がライフプランセミナーを実施、その後に財形貯蓄の申込みを新入社員に案内しています。
説明資料は新入社員が理解しやすいよう、難しい金融用語は使わず、社会人生活でのライフイベントをイメージしやすい構成にしています。そして、先輩社員である執行委員が説明や積立金額の相談を行うことで、新入社員が財形貯蓄に関心を持ち、安心して自発的に申込みできる環境創りにつなげています。
新入社員に「伝わる」ことを目指して説明資料のメンテナンスも行っており、今年度は「先取り貯蓄(給与天引き)を活用した着実な資産形成の必要性」「職場の先輩の平均積立金額」などを追加し、新入社員からの反応も良好でした。
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財形募集期間での貯蓄メンテナンス取組み
新入社員取組みにより、大半の組合員は財形貯蓄を活用した貯蓄を行っていますが、重要なのは「その後の貯蓄計画のメンテナンス」です。
今年度は、組合員に対してメンテナンスの重要性について「気づきを与える」活動に力を入れました。
当労組で毎日発刊する機関紙『きずな』を活用して、財形募集期間には「ライフプランニングの必要性や人生設計」「バランスの取れた資産形成を考えよう」などの情報を掲載することで、組合員の貯蓄メンテナンスに対する関心と意識を高め、そして、財形募集終了日まで『きずな』に財形貯蓄に関する情報を掲載し、計画的な資産形成の重要性を呼び掛け続けました。
※機関紙『きずな』は1964年(昭和39年)の発刊以降、毎日欠かさず発刊しており、2024年8月31日現在、第15,162号となります。
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財形貯蓄取組みの成果
新入社員取組みでは新入社員91名が260件の財形新規を申込み、財形募集期間では98名が財形増額を申込み(前年度より44名増加)、取組みが大きな成果につながりました。
また、新入社員取組み時に、〈ろうきん〉とのつながりや、ライフプランニングの必要性を説くことで、「お金」に関することは労働組合、そして〈ろうきん〉へ!!が組合員に浸透しており、組合員からの各種相談につながっています。

今後の取組み
財形募集期間に限らず『きずな』による「家庭生活のサポート」は継続していきます。
資産形成や家計見直し運動のほか、マネートラブルや特殊詐欺への注意喚起など、広くお金に関する情報を発信することが、組合員の様々な「気づき」のきっかけとなります。
今後も〈ろうきん〉とともに、効果的な知らせる(伝わる)活動の実践により、「組合員一人一人の幸せに向けて」活動を推進していきます。